エジプトで「世界最年長サッカー選手」デビュー

　老いも若きもボールは友達。世界四大文明発祥の地の一つ、エジプトで世界史に名を刻んでも異論はないかもしれない驚きの出来事がありました。

　エジプトのプロサッカーリーグで7日にデビューを果たしたのは、エジディン・バハデル選手。背番号23。年齢はその約3倍の75歳。4人の息子と6人の孫がいるそうです。6歳のころからサッカーを始め、アマチュアリーグでのプレー経験はありましたが、プロへの夢を捨てきれずに複数のクラブの入団テストを受けた結果、現在、所属する3部リーグのチームに入団を果たしたそうです。
　エジディン・バハデル選手（75）：「公式戦でゴールを決めた最年長の選手になりました。達成できないと思いましたが、最後の瞬間でやり遂げました。けがをしたが、90分間フル出場し、次も出たいということだけを考えてました」
　次の試合にはギネス世界記録の公式記録員が訪れる予定で、「世界最年長サッカー選手」の記録が塗り替えられる可能性もあるということです。