NYダウ終値“史上2番目”1400ドル超の大幅下落[2020/03/12 08:17]

 アメリカ・ニューヨークの株式市場は新型コロナウイルスの感染拡大への懸念などから、ダウ平均株価は終値で1400ドルを超える大幅な値下がりとなりました。

 11日のニューヨーク市場では前日にトランプ政権が給与減税などの経済対策を打ち出したものの、効果や実現時期に懐疑的な見方が広がり、株が大幅に売られる展開となりました。また、WHO(世界保健機関)が新型コロナウイルスの感染拡大の状況を「パンデミックにあたる」としたことなども受け、ダウ平均株価は一時、前日に比べて1600ドルを超える急落となり、終値でも1464ドル安となりました。ダウ平均株価は先月12日に付けた史上最高値から1カ月で約6000ドル、20%下落して株式市場は下落基調が鮮明となっています。

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