東京オリンピック組織委員会の理事が開催について「1年から2年延期」が現実的との見解を示して注目されるなか、JOC(日本オリンピック委員会)の山下泰裕会長らは予定通り開催する意向を強調しました。
日本オリンピック委員会・山下泰裕会長:「どうしていけば安心安全な形で東京2020を開催できるのか。そのことに我々はすべての力を注いでいくべきではなかろうか」
また、武藤敏郎事務総長も「延期や中止は全く検討されていない」と火消しに追われています。一方、ギリシャでは12日に東京オリンピックの聖火リレーが始まりますが、IOC(国際オリンピック委員会)側と現地入りしている日本の組織委員会との直接協議が行われることが分かりました。両者が顔を合わせるこの機会に、主に新型コロナウイルスへの対応について協議するとみられます。
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