中国報道官「米が武漢にウイルス持ち込んだ可能性」[2020/03/13 20:34]

 中国外務省の報道官が「アメリカ軍が新型コロナウイルスを武漢に持ち込んだ可能性がある」と投稿し、波紋が広がっています。

 報道官は自身のツイッターに「アメリカ軍が新型コロナウイルスの流行を武漢に持ち込んだかもしれない。アメリカは中国に説明する義務がある」と投稿しました。一方で、主張を裏付ける根拠などについては言及していません。中国政府は当初、ウイルスの発生源について武漢市内の市場で売られていた野生動物の可能性を指摘していました。しかし、最近になって「発生源は必ずしも中国とは限らない」との主張を繰り返していて、中国のSNS上ではウイルス流行の責任はアメリカにあるとする陰謀説が急激に広がっています。
 一方、アメリカのポンペオ国務長官は「武漢ウイルスだ」と発言し、中国の初動対応を批判しました。中国側はこれに猛反発していて、米中間で激しい応酬が続いています。

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