韓国の教会で集団感染 「塩水消毒」の行為が逆効果[2020/03/17 14:44]

 韓国のソウル近郊の教会で、新たに新型コロナウイルスの集団感染が確認されました。消毒と称して信者の口にスプレーで塩水を吹き掛けたことが感染拡大を招いたとみられます。

 韓国の城南(ソンナム)市にある「恵みの川教会」では新型コロナウイルスの集団感染が確認され、感染者は46人に上っています。この教会では、1日と8日の礼拝で「消毒」と称して信者の口にスプレーで塩水を吹き掛けていました。城南市は、スプレーを消毒せずに使い回したことが教会内で感染が拡大した原因になったとの見方を示しています。韓国では、集団感染を懸念して宗教関連の集会が自粛されていますが、この教会の礼拝には合わせて135人が参加していたということです。

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