コロナで練習できず…一部選手が五輪不参加の可能性[2020/03/18 08:47]

 新型コロナウイルスの感染が世界で広がるなか、東京オリンピック・パラリンピックに一部のアスリートが参加できなくなる可能性が高まっているとアメリカメディアが報じています。

 17日付のニューヨーク・タイムズは新型コロナウイルスの感染が広がるヨーロッパやアメリカで施設の封鎖が相次ぎ、多くのアスリートが貴重なトレーニングの機会を失っていると伝えています。アメリカではトランプ大統領が10人以上の集会の自粛を勧告し、ランナー以外のほとんどのアスリートが今週から集団でのトレーニングができなくなったということです。多くの競技で主要なトレーニング施設が閉鎖されたほか、水泳など一部の競技では代表の選考会が中止となっています。IOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長はまだ43%の出場選手が決まっていないことを明らかにしていて、ニューヨーク・タイムズは「日ごとに一部のアスリートや国が参加できない可能性が高まっているようだ」と報じています。

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