新型コロナ=“武漢ウイルス” 米高官が中国けん制[2020/03/18 08:36]

 アメリカのポンペオ国務長官は新型コロナウイルスについて「武漢ウイルス」と呼び、ウイルスをアメリカが持ち込んだと主張する中国を牽制(けんせい)しました。

 ポンペオ国務長官:「トランプ政権は『武漢ウイルス』と戦い、アメリカ国民を守るために多大なエネルギーを費やし続ける」
 ポンペオ長官は中国外務省の趙立堅報道官が自身のツイッターに「アメリカ軍がウイルスの流行を武漢に持ち込んだかもしれない」と投稿したことを念頭に中国を牽制しました。アメリカではウイルスの発生源を巡る中国の主張に対して反発が強まっていて、トランプ大統領も「中国ウイルス」という言葉を使っています。ポンペオ長官はウイルスが中国で流行した当初の情報提供についても「中国はもっと早く警告するべきだったが、時間がかかりすぎた」と批判しました。

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