東京五輪「予定通り」も…「無責任」批判相次ぐ[2020/03/19 06:28]

 IOC(国際オリンピック委員会)が東京オリンピック・パラリンピックを予定通り開催する方針を表明したことに対し、IOC委員が「無神経で無責任」と批判しました。

 元アイスホッケー選手でIOC委員を務めるカナダのへイリー・ウィッケンハイザー氏は自身のツイッターで、新型コロナウイルスの感染拡大について「この危機はオリンピックより深刻だ」と指摘しました。そして、IOCが17日に予定通りの開催を表明したことについて「無神経で無責任」と痛烈に批判しました。また、リオオリンピック女子棒高跳び金メダリストのギリシャのエカテリーニ・ステファニディ選手もツイッターに「これは4カ月後に状況がどうなっているかではなく、今の問題だ」と投稿して「IOCは私たちを危険にさらしている」と批判しました。

こちらも読まれています