NYダウが大幅な下落 リーマンショック以来最大[2020/03/21 07:41]

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けてニューヨーク州などが全従業員の在宅勤務を命じたことなどから、ニューヨーク株式市場ではダウ平均株価が900ドル以上の下落と大幅安で取引を終えました。

 20日のニューヨーク株式市場では、ヨーロッパ市場の株高の流れを受けて午前中はダウ平均株価が一時、前日に比べて400ドル以上の値上がりとなりました。しかし、ニューヨーク州など5州で原則、全企業に従業員の出勤禁止を命じると発表されたことで、その後に売りが加速して終値は913ドル安の1万9173ドル98セントとなりました。この1週間でのダウ平均株価の下落率は17%となり、リーマンショックが起こった2008年の10月以来、最大となりました。

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