ヨーロッパでは新型コロナウイルスの感染拡大のペースが速まり、世界全体の感染者は30万人を超えました。スペインでは、感染していたレアル・マドリードの元会長が死亡しました。
スペインメディアによりますと、名門サッカーチームのレアル・マドリードのロレンソ・サンス元会長(76)が21日に病院で死亡したということです。糖尿病などの持病があり、新型コロナウイルスに感染していました。サンス氏は1995年から2000年まで会長を務めていました。スペインでは首都マドリードを中心に感染の拡大が深刻で、1326人が死亡しています。
また、イタリアでは死亡した人の数がさらに増え、21日の一日で793人の死亡が確認されました。新たな感染者は6557人に上っています。コンテ首相は深夜に演説し、食料品店や薬局、そして物流など生活に直結する一部の業種を除いて会社や工場を閉鎖すると発表しました。
広告