アメリカ失業保険申請件数 過去最多に[2020/03/26 23:29]

 新型コロナウイルスの感染急拡大の影響でアメリカの新規失業保険の申請件数が過去最多となりました。

 アメリカ労働省が26日に発表した3月第3週の新規失業保険の申請件数は前の週よりも300万件多い328万3000件となりました。これまで最多だった1982年10月の69万5000件を大幅に上回り、1967年の統計開始以来過去最多を更新しました。アメリカでは26日現在、少なくとも21の州の全域と14の州の一部で事実上の外出禁止令が発令されています。労働省によりますと、新型コロナウイルスの影響が幅広い業種に及んでいて、特に外食産業や娯楽産業、製造業などでの失業保険の申請が増加しています。

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