北朝鮮発射に非難の声 安保理オンライン会合[2020/04/01 13:20]

 北朝鮮の飛翔(ひしょう)体発射を巡り、国連の安全保障理事会が非公式に会合を開きました。新型コロナウイルスの感染が世界的に広がるなかでの発射に批判の声が上がっています。

 国連本部があるニューヨークでは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で3月31日に開かれた安保理の会合はオンラインで行われました。イギリス、フランスなどヨーロッパの6カ国は、3月の北朝鮮による相次ぐ飛翔体の発射を「挑発的な行為だ」としたうえで、「国連決議に違反している」と非難しました。なかでもドイツは「世界的な連携と協力が最優先な時にも、残念ながら北朝鮮は無責任に国際社会の安全を脅かしている」と北朝鮮を強く批判しました。一方、アメリカやロシア、中国などは声明を出しておらず、安保理としての一致した結論には至っていません。

こちらも読まれています