“情報漏洩”集団感染直訴の書簡が…米艦長を解任[2020/04/03 12:01]

 アメリカ海軍の原子力空母「セオドア・ルーズベルト」で新型コロナウイルスの集団感染の疑いから乗組員の大半を途中で下船させた艦長が突然、解任されました。

 空母「ルーズベルト」のクロージャー艦長は艦内での集団感染が発生すると上層部に書簡を出して、任務を中断して基地へ寄港するよう直訴しました。この書簡がメディアに流出して報じられると、アメリカ海軍は3000人近い乗組員をグアムで下船させて隔離することを決めました。海軍のモドリー長官代行はクロージャー艦長が「問題を訴えたことは正しかった」としながらも、書簡が流出して「不要な不安感を招いた」と批判して解任を認めました。

こちらも読まれています