中国で犠牲者に一斉黙とう 感染歯止めのアピールも[2020/04/04 12:14]

 中国では日本の「お彼岸」にあたる4日、新型コロナウイルスで死亡した3300人余りの人たちを追悼するため一斉に黙祷(もくとう)が捧げられました。

 首都・北京の中心部では目抜き通りの長安街沿いにも半旗が掲げられました。日本時間の午前11時、中国で一斉に車のクラクションが鳴らされ、防空サイレンに合わせて3分間の黙祷を捧げました。中国は4日から祖先を供養する「清明節」の3連休で、国営の中央テレビも特別番組を編成して黙祷の様子を伝えています。中国ではこれまでに3326人の死亡が発表されています。ただ、先月下旬以降は一日あたりの死者が1桁の増加にとどまり、中国政府は感染拡大に歯止めが掛かったとアピールをしています。

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