ベラルーシ大統領、感染広がる中で物議呼ぶ大胆発言[2020/04/04 18:44]

 東ヨーロッパのベラルーシの大統領が新型コロナウイルスについて「ひれ伏すより死んだ方がましだ」などと発言して物議を醸しています。

 ベラルーシのルカシェンコ大統領は先月下旬、感染が拡大するなかで国内でのホッケーの試合を続けるかを問う質問に対し、「ひれ伏して生きるより死んだ方がましだ」と発言しました。また、会場の観客に対し、「ここは冷蔵庫のような温度なのでウイルスはいなく、安全だ」と宣言しました。ルカシェンコ大統領は先月中旬にも「ウイルス対策にはウォッカとサウナと農作業が良い」などと発言して内外から無責任だという批判を浴びています。ベラルーシでの感染者数は4日に350人を超え、2日前から倍増していて感染拡大に歯止めが掛かっていません。

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