欧州一部で感染減少傾向 フランスは「ピークまだ」[2020/04/07 12:00]

 ヨーロッパでは新型コロナウイルスの感染拡大が一部の国でピークを超えつつあります。オーストリアでは外出制限の解除に向けた検討も始まりました。

 スペインやイタリアでは6日に600人以上の死者が確認されましたが、一日あたりの増加数は減少傾向にあります。オーストリアでも一日に確認される感染者が大きく減ってきていて、14日から外出の制限などを段階的に緩和していく方針です。一方で、フランスでは一日で833人の死者が確認されました。外出制限が始まってから3週間を迎え、限界を迎えつつある市民らが外に出てしまうケースも目立っています。当局は「まだ流行のピークには達していない。我々は家にいなければいけない」と警告を続けています。

こちらも読まれています