はしご車使い…自宅待機の市民に向け高さ50mで演奏[2020/04/08 18:02]

 はしご車の消防士の気転が新型コロナウイルスで募る市民の不安を消しました。

 ブラジルのリオデジャネイロの広場に到着した、はしご車。消防士のシウバさんがはしごに乗り込んで高さ50メートルにまでスルスルとはしごを伸ばすと、シウバさんはゆっくりとトランペットを演奏し始めました。トランペット奏者でもあるシウバさんは、新型コロナウイルスの影響で自宅待機を続けている市民の不安や寂しさを打ち消そうと演奏を始めたのです。シウバさんは市内を消防車で回って演奏を続けていますが、今回は高層住宅の住民にも音色が届くよう、はしご車を使って演奏しました。堪能した市民はシウバさんに大きな拍手を送り、感謝の気持ちを示しました。

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