国際

2020年4月14日 23:47

大規模山火事 チェルノブイリ原発に一時火の手が

2020年4月14日 23:47

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 東ヨーロッパのウクライナで大規模な山火事が発生し、火の手は一時、1986年に事故を起こしたチェルノブイリ原発に迫りました。

 ウクライナ北部では約10日間にわたって山火事が続いていて、13日にはチェルノブイリ原発から2キロの地点にまで火の手が迫りました。これに対し、航空機やヘリコプターを使った消火活動が行われ、地元の消防当局は14日に原発周辺の火はほぼ消し止められたと発表しました。ロイター通信によりますと、火災現場の周辺では一時的に放射線量の上昇が観測されたということですが、ウクライナ当局は「基準の範囲内で特別な対応策は必要ない」と説明しています。

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