NY“在宅死”集計されていない死者が全体の4割近く[2020/04/15 13:01]

 新型コロナウイルスによる死者が急増しているアメリカ・ニューヨークで、感染の疑いがあるものの、在宅死などで集計されていない死者が全体の4割近くに上っていることが分かりました。

 14日、ニューヨーク市は先月11日以降に病院ではなく、自宅などで死亡した3778人が新型コロナウイルスに感染していた疑いがあることを明らかにしました。州政府は州内の病院での死者を1万834人と発表していますが、この3700人以上を加えると死者は市内だけで1万人を超えています。全体の4割近くが集計されていないことになりますが、死者が相次ぐなか、医師による調査が難しく、他に8000人以上の死因が不明だということです。ニューヨーク市は引き取り手のない遺体の保管期間を30日間から14日間に短縮し、ハートアイランドという無縁墓地に埋葬しているということです。

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