米で外出禁止令の中…「ボーイング」が一部工場再開[2020/04/21 09:57]

 外出禁止令が出ているアメリカ・ワシントン州で、航空機メーカー「ボーイング」が工場の一部を再開しました。

 ボーイングによりますと、20日からワシントン州の2つの工場を段階的に再開し、24日までに約2万7000人の従業員が復帰します。日本のメーカーが機体や部品を供給する中型機「787」も23日から製造を再開する予定です。外出禁止令のなか、製造業としては異例の再開となりましたが、需要の落ち込みは避けられない見通しです。アメリカの運輸保安局によりますと、4月第1週の空港利用者は前の年に比べて96%のマイナスでした。世界の航空会社の多くが乗客の減少によって業績が悪化し、政府の支援を求めるケースが増えています。

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