ハーバード大「免疫は一時的」“抗体”弱まる可能性[2020/04/28 08:22]

 新型コロナウイルスに感染していたことを示す抗体について、アメリカのハーバード大学の研究者が免疫の効果が時間とともに弱まる可能性があるとの見解を明らかにしました。

 マイケル・ミナ氏:「(再感染について)我々は心配しています。恐らく、免疫は一時的なものだろう」
 27日にハーバード大学のミナ氏は、新型コロナウイルスに感染した人が回復して抗体ができたとしても免疫が時間の経過とともに弱まり、再び感染する恐れがあるとの見解を示しました。2度目に感染した場合、抗体によって重症化しない可能性があるものの、症状が出ずに行動して他の人に感染させるリスクがあると分析しています。また、抗体検査について現状は陽性か陰性の判別しかできませんが、抗体の強度が存在するとも指摘していて、来月にも詳しい検査ができるよう研究を進めているということです。

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