ポンペオ長官 南北境界線の銃撃は「偶発的なもの」[2020/05/03 23:50]

 南北の軍事境界線付近で韓国軍と北朝鮮との間で銃撃戦が起きたことについて、アメリカのポンペオ国務長官は「偶発的なものだった」との見方を示しました。

 韓国軍の発表によりますと、3日午前、江原(カンウォン)道の南北境界線付近で北朝鮮側から韓国軍の監視所に複数の銃弾が撃ち込まれ、一時、銃撃戦となりました。アメリカのポンペオ国務長官は「ABCニュース」のインタビューのなかでこれについて言及しました。アメリカによる調査結果を確認したと話したうえで、銃撃は北朝鮮側から起こったもので「偶発的なものだった」との見方を示しました。また、約3週間ぶりに動静が伝えられた金正恩委員長については「なぜこれまで姿を現さなかったか分からない」と話したうえで、引き続き北朝鮮の非核化を目指す姿勢を強調しました。

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