リオの巨大キリスト像も…南米でマスク義務化[2020/05/05 12:11]

 南米でも新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、ブラジルやアルゼンチンでマスクを義務化する動きが相次いでいます。

 ブラジル国内の感染者は10万人に上り、死者は7000人を超えています。首都ブラジリアでは先月30日にマスクが義務化され、リオデジャネイロの巨大なキリスト像も3日にマスクの着用を呼び掛けるライトアップを始めました。こうしたなか、ブラジリアには経済を優先するボルソナロ大統領を支持する多くの市民が集まりました。しかし、大統領はマスクをせず、人々は一定の距離を取るソーシャルディスタンスを守っていません。
 一方、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスでも4日、マスク着用が義務付けられました。違反者には、最大で平均月収を上回る8万ペソ=約13万円の罰金が科されるということです。

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