川崎病似の症状15人入院 NY新型コロナの関連疑い[2020/05/06 12:14]

 アメリカ・ニューヨークで15人の子どもに「川崎病」のような症状が見られ、入院していることが分かりました。新型コロナウイルスに感染している子どももいて、関連が疑われています。

 デブラシオ市長は5日、2歳から15歳の子ども15人に全身の血管に炎症を起こす川崎病に似た症状が見られて入院していることを明らかにしました。このうち5人は集中治療室で人工呼吸器を着けているということです。新型コロナウイルスへの感染と関連しているかは分かっていませんが、4人から陽性反応が出たほか、6人には抗体が確認されています。市は子どもに4日以上の熱が続いて発疹や腹痛などの症状が見られた場合は、すぐ医師に連絡するよう注意を呼び掛けています。イギリスでも先月、同じような症状の子どもが相次いで確認されています。

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