NYで「川崎病」に似た症状発症した5歳男児が死亡[2020/05/09 14:10]

 新型コロナウイルスの感染拡大が続くアメリカ・ニューヨーク州のクオモ知事は、「川崎病」に似た症状が確認された5歳の男の子が死亡したことを明らかにしました。

 8日にクオモ知事は、新型コロナウイルスに感染した5歳の男の子が全身の血管に炎症を起こす川崎病に似た症状を発症して死亡したと発表しました。州内では73人の子どもに同様の症状が確認されたということです。子どもは感染しても軽症や無症状で済むとみられていましたが、これまで感染した子どもが複数人死亡していて死因を調べる方針です。
 子どもを治療した医師:「少なくとも急性期の状況では、川崎病の患者より深刻な症状となっています」
 ニューヨークで約20人の子どもを治療した医師は、「非常にまれな事例だ」としながらも「新型コロナウイルスの感染が確認された地域で発生すると確信している」との見解を示しています。

こちらも読まれています