中国「デマだ」と反発 ワクチンハッキング報道受け[2020/05/12 11:29]

 中国がハッキングなどでアメリカからワクチン開発のデータを盗もうとしたと報じられたことに、中国政府は「証拠はなく、デマだ」と反発しました。

 中国外務省は会見で「中国はインターネットのセキュリティーを守る立場であり、ハッキングの被害国だ」と述べ、自らは被害者だとの姿勢を強調しました。そのうえで、報道に対して「証拠を出せないうえにデマを流して中傷することは不道徳だ」と反発しました。また、「中国はワクチンの研究で世界をリードしている」と胸を張っています。アメリカの「ニューヨーク・タイムズ」は、中国が新型コロナウイルスのワクチン開発や治療などの情報をアメリカからハッキングやスパイ行為によって盗もうとしたと伝えています。

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