中国 FBIのワクチン窃取疑惑に「不満と反対」[2020/05/14 23:53]

 アメリカのFBI(連邦捜査局)などが中国が新型コロナウイルスのワクチンなどの情報を盗もうとしていると発表したことについて、中国政府は「強烈な不満と反対」を表明しました。

 中国外務省の趙立堅副報道局長は14日、「米国の中国に汚名を着せるやり方に強烈な不満と反対を示す」と述べ、さらに「アメリカは全世界で大規模なサイバー攻撃を実施してきた」と批判しました。また、「中国は新型コロナウイルスのワクチン開発と治療で国際社会の先端を走っている」と自賛し、「サイバー攻撃の最大の被害国だ」と強調しました。アメリカのFBIなどは中国がワクチンや治療法、検査に関する情報を盗もうとしているとして医療や製薬の関係機関に警告し、不審な動きがあれば通報するよう呼び掛けています。

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