世界各国で相次いで報告「川崎病」に似た症状[2020/05/15 06:17]

 海外では新型コロナウイルスに感染した子どもが「川崎病」に似た症状を発症し、なかには死亡に至るケースが相次いで報告されています。

 アメリカ・ニューヨーク州では21歳以下の110人に全身の血管に炎症を引き起こす川崎病に似た症状が見られ、他の16州や首都ワシントンでも報告が上がっています。
 フィラデルフィア小児病院・西崎彰医師:「心臓の左側の機能が一時的に低下する患者が多い特徴がある。基本的には子どもの免疫反応によるものと説明できる」
 また、イギリスの医学誌に掲載された論文によりますと、イタリアの病院で先月中旬にかけて10人の子どもが川崎病のような症状を発症し、さらに、ロンドンでは14歳の少年が脳梗塞(こうそく)で死亡していました。

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