元慰安婦の支援団体 寄付金“不正流用”で捜索[2020/05/21 06:23]

 韓国で元慰安婦を支援する団体の前理事長が寄付金を不正流用していた疑惑が浮上し、検察が団体を家宅捜索しました。

 韓国の市民団体「正義記憶連帯」はソウルの日本大使館前で毎週水曜日に集会を開くなど元慰安婦の支援活動を行っています。韓国メディアによりますと、この団体の前の理事長で先月の総選挙で与党系候補として当選した尹美香(ユン・ミヒャン)氏は、団体への寄付金を自らの不動産の購入や娘の留学費用に流用した疑いがあるということです。元慰安婦が今月、「利用されてきた」と団体の不正疑惑を指摘し、刑事告発を受けた検察が捜査に乗り出しました。尹氏は一連の疑惑をすべて否定しています。

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