NY州の抗体検査 低所得者多い地域で約3割が陽性[2020/05/21 17:10]

 新型コロナウイルスの感染者が150万人を超えたアメリカのニューヨーク州で、低所得者層が多く住む地域での抗体検査の陽性率が3割近くに上ることが分かりました。

 ニューヨーク州のクオモ知事は20日、ニューヨーク市の低所得者層が多く住む複数の地域で約8000人を対象に抗体検査を行ったところ、27%が陽性だったことを明らかにしました。最も高い地域では陽性率が43%に上ったということです。ニューヨーク市全体では20%、州全体では12%でそれぞれの数値を大きく上回っています。また、クオモ知事はマスクの着用を呼び掛けるために募集したPRビデオの優秀作品5つを公開しました。最優秀作品は26日に一般投票で選ばれるということです。

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