五輪×コロナのロゴ…協会が謝罪も風刺表現に意見[2020/05/21 19:43]

 東京オリンピックの大会エンブレムと新型コロナウイルスを掛け合わせたデザインが日本外国特派員協会の月刊誌に掲載され、協会が謝罪しました。

 問題となっているデザインです。東京オリンピックの市松模様のエンブレムにウイルスの形を織り交ぜ、新型コロナウイルスを意味する「COVID−19」が記されています。東京オリンピックの大会エンブレムと新型コロナウイルスを掛け合わせたデザイン。これは、日本外国特派員協会の月刊誌「NUMBER 1 SHIMBUN」4月号の表紙に掲載されました。
 これに対し、東京オリンピックの大会組織委員会は誠に遺憾であり、著作権の侵害にあたると考えているとして協会側にデザインの取り消しを求めていました。世界のメディアもこれを大きく報じています。21日、日本外国特派員協会は会見を開いて謝罪しました。
 カルドン・アズハリ会長:「今回の問題でご不快な思いをさせてしまった各方面の方々には、心よりおわび申し上げます」
 こう述べたうえで、大会のエンブレムを無断使用したとしてデザインを取り下げ、撤回すると発表したのです。アズハリ会長は、デザイン撤回の理由についてあくまで著作権の問題だとし、表現の自由についての議論ではないと説明しました。
 カルドン・アズハリ会長:「日本はパロディー風刺の規制が厳しいので、フラストレーションを感じている記者もいると思う。風刺について議論され、規制緩和されることを期待している」
 東京オリンピックの大会組織委員会は、協会側からFAXでデザインを取り下げることと、不快な思いをした方におわびがあったとして「我々が望んでいたことであり、適切なご判断を頂いた」とコメントしました。

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