中国全人代で台湾や香港に強硬姿勢あらわ[2020/05/23 07:14]

 中国は日本の国会にあたる全人代(全国人民代表大会)で台湾や香港に対して強硬姿勢を鮮明にしました。

 李克強首相は政府活動報告で「『台湾独立』に反対し、統一を促進する」と強調しました。去年までは「平和統一を目指す」としていましたが、「平和」が抜け、強硬な姿勢を強めています。また、香港に適用する国家安全法の審議が始まり、香港内に新たに国家安全を守る機関と執行制度を作るとしています。また、外部勢力の干渉や国家分裂や政権転覆、テロ活動などを取り締まりの対象にするとみられます。

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