NY州が外出制限を一部緩和 10人以下の集会を許可[2020/05/24 11:00]

 アメリカ・ニューヨーク州のクオモ知事は、新型コロナウイルスの感染が収束に向かっていることから外出制限を一部緩和し、10人以下の集まりを許可しました。

 23日、クオモ州知事は新型コロナウイルスによる死者が新たに84人確認されて2万3282人に上ったと発表しました。ピーク時には連日700人以上の死亡が公表されていたニューヨーク州で死者が100人を下回るのは3月に外出規制が始まって以来、初めてです。また、入院患者の数の減少も続いていて、22日、他人との距離を保つなどの条件付きで場所や理由を問わず、10人以下の会合が認められました。ただ、アメリカの一部の州では規制を緩めた後に再び感染が広がっていて、クオモ州知事は「感染者の3分の1は無症状だ」としてマスク着用の重要性を改めて強調しています。

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