米失業率 戦後最悪の20%以上になるおそれ[2020/05/25 07:47]

 アメリカの今月の失業率について、アメリカ政府の高官は戦後最悪を更新して20%を超える恐れがあると指摘しました。

 アメリカの先月の失業率は、新型コロナウイルスの影響で戦後最悪の14.7%を記録しました。ホワイトハウスのハセット経済顧問はCNNのインタビューに、今月はさらに悪化して「20%を超えるだろう」と話しました。失業率の悪化は「6月まで続いた後、改善される」という見通しを示しています。一方で、大統領選挙が行われる秋まで失業率が10%を超える可能性を否定しておらず、好調な経済を背景に再選を目指してきたトランプ大統領の選挙戦略に影響を与える可能性があります。

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