NY市 6月前半にも経済再開 最大40万人職場復帰へ[2020/05/29 13:33]

 外出制限が続くアメリカ・ニューヨークのデブラシオ市長は来月前半にも経済活動を再開し、最大40万人が職場に復帰するとの見通しを示しました。

 28日、デブラシオ市長は経済活動の再開に向けた第1段階の計画を発表し、来月1週目から2週目にかけて建設業や製造業などで働く20万人から40万人が職場に復帰するとの見方を明らかにしました。ただ、市内では州政府が定めた基準をまだ達成しておらず、実際に再開できるかどうか決まっていません。ビジネスの規制が2カ月以上続くなか、過去2日間で早期に営業を開始した9つの店が見つかり、閉鎖を命じられました。今後は規則に反した場合、一日あたり1000ドルの罰金が科されるということです。また、デブラシオ市長は公立学校について、9月10日から再開する方針を示しました。

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