中国政府 ツイッター社に反発[2020/05/31 00:32]

 新型コロナウイルスを巡って中国政府がアメリカのツイッター社に反発しました。

 中国外務省の趙立堅報道官は今年3月、新型コロナに関して「ウイルスは米軍が武漢に持ち込んだ可能性がある」とツイートし、国際的な批判を招いていました。この投稿に対し、ツイッター社は事実確認が必要という意味の「ファクトチェック」というラベルを付けて閲覧者に注意を促しました。また、そこにはツイッター社によってウイルスは動物からきたという内容の記事のリンクが貼られています。これに対し、趙報道官は「アメリカの政治家はいつもデマをまき散らしている。ツイッター社はすべて調べるべきだ」と述べて反発しました。一方で、ウイルスとアメリカ軍を結び付けた理由についてはこの日も明らかにしませんでした。

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