G7+4は中国が標的…米大統領の“包囲網”に警戒感[2020/06/03 07:52]

 アメリカのトランプ大統領がG7(先進7カ国)首脳会議にロシアなど4カ国を招待すると述べたことを受け、中国政府はターゲットは中国だと警戒感を示しました。

 トランプ大統領は次のG7首脳会議にロシアやインド、オーストラリア、韓国の4カ国を招待する意向で「中国の将来について話し合う」としています。中国外務省は会見で「中国をターゲットにグループを作るのは人々の賛成を得られず、関係国の利益にもならない」と牽制(けんせい)しました。また、「いかなる国際組織や国際会議も各国の相互信頼や多国間主義に役立つべきだ」と不快感を示し、中国包囲網の構築を図るトランプ大統領に対して警戒を強めています。

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