米FRB 2022年までゼロ金利政策維持[2020/06/11 06:18]

 アメリカの中央銀行にあたるFRB(連邦準備制度理事会)は事実上の「ゼロ金利」政策を2022年まで続ける見通しを明らかにしました。

 FRBは10日までに開いた会合で政策金利を0から0.25%と事実上の「ゼロ金利」に据え置くことを決め、2022年まで続ける見通しを示しました。また、半年ぶりに経済見通しを発表し、アメリカの今年の実質GDP(国内総生産)をマイナス6.5%と大幅に下方修正しましたが、来年はプラス5%と高成長を見込みました。これを受けてニューヨーク株式市場ではダウ平均株価が一時、値上がりに転じましたが、その後、また株が売られて前日に比べて282ドル下落して取引を終えました。

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