北京の集団感染79人に拡大 価格高騰で飲食店に打撃[2020/06/15 13:33]

 市場で集団感染が発生した北京で、新型コロナウイルスの発症者は新たに36人増えて79人に上りました。発症者は遼寧省、河北省にも広がっています。

 中国政府の衛生当局によりますと、市場で新型コロナウイルスの集団感染が発生した北京で確認された発症者は14日に新たに36人増え、4日間で79人に増えました。さらに、北京の感染者と濃厚接触した遼寧省の2人と河北省の3人も発症が確認されました。北京市は非常時に入ったと宣言し、14日だけで7万6000人以上のPCR検査を行い、市場一帯を封鎖しました。その影響で、北京では野菜の価格が高騰して飲食店などが大きな打撃を受けています。他の省の市場でもPCR検査を行うなど、当局は感染の広がりを警戒しています。

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