中国・武漢の封鎖から5カ月…今も市場は閉鎖[2020/06/23 12:13]

 最初に新型コロナウイルスの感染の中心地となった中国の武漢が封鎖されてから23日で5カ月です。市民からは、多くの感染者が出た海鮮市場の取り壊しを求める声が高まっています。

 市場の近くに住む男性:「感染が発生する前から市場は汚かった。ウサギやハリネズミなど名前も分からない野生動物まで売られていた。市場は撤退してほしい」
 市場は今も閉鎖されたままになっていて、地域住民の8割が移転などを求めているということです。武漢の封鎖は4月に解除されましたが、北京の市場で集団感染が発生したことを受けて、武漢でも市場などで大規模な消毒が行われ、22日までの10日間で800近いスーパーなどで2万5000以上の検体を採取してPCR検査が行われています。

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