NYで一晩12件の銃撃事件 警察の士気低下も問題に[2020/06/28 17:55]

 警察の改革を求める声が高まる一方で銃撃事件が多発し、治安の悪化が懸念されています。

 地元の警察によりますと、アメリカ・ニューヨークで26日夜から27日にかけて12件の銃撃事件が発生しました。19人が撃たれて、そのうち2人が死亡したということです。この前の日にもマンハッタンの五番街で19歳の女性が胸を打たれて死亡するなど、市内では銃撃事件が相次いでいます。黒人の男性が白人の警察官の暴行によって死亡した事件を受けて、ニューヨークでは警察の予算の削減を求める声が高まっていますが、この1カ月間で272人の警察官が早期退職を希望するなど、警察の士気の低下も問題になっています。

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