EU 日本など14カ国からの渡航制限緩和を勧告[2020/07/02 20:47]

 EU(ヨーロッパ連合)は日本を含む14カ国からの渡航を認めるよう加盟各国に勧告を出しました。ただ、一日で4万8000人以上の感染者が確認されたアメリカなどは除外されています。

 EU各国はほとんどの加盟国が新型コロナウイルスの感染防止対策としてヨーロッパ以外からの入域について、長期滞在資格を持つ人などを除き原則、禁じてきました。EUは1日からこの制限を緩和し、感染状況の落ち着いている日本やカナダ、韓国、オーストラリアなど14カ国からは入域を認めるよう加盟各国に勧告しました。中国についてはEUからの渡航も認めることを条件に入域を認めるよう求められ、感染者の多いロシアやブラジルなどはこのリストに含まれていません。一日の新規感染者が4万8000人以上、確認されたアメリカも除外されています。EUの勧告を受けて各国政府が判断をするため、実際に日本などから入国できるのかは改めて確認が必要となります。

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