中国が「強烈な不満」 自民部会の国賓中止決議受け[2020/07/08 02:04]

 香港情勢を巡って自民党の外交部会などが習近平国家主席の国賓来日の中止を求めたことに対し、在日中国大使館が「強烈な不満を表明する」と反発しました。

 自民党の外交部会などは決議で香港で大量の逮捕者が出ている状況を「強く非難する」として、習主席の国賓としての日本訪問を中止するよう求めています。これに対し、在日中国大使館は「中国の内政に対する乱暴な干渉であり、強い不満と断固反対を表明する」と反発しました。また、「日本国内の一部の人はあれこれ口出しし、政治的パフォーマンスをやっている」と主張しました。「一部の人」という表現で中止を求めるのは少数派だとして、日中関係の改善基調は変わらないとの姿勢もにじませています。

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