地震データ収集に“コンセント型装置”を開発[2020/07/10 08:02]

 韓国ではここ数年、地震が増えていることからコンセントに差し込むだけで揺れを検知することができる装置が開発されました。

 韓国の気象庁と通信大手「SKテレコム」は、地震の揺れの大きさなどのデータを収集することができるセンサー内蔵の小型装置を開発し、携帯電話の基地局に設置して運用を始めました。地震の情報をこれまでよりきめ細かく収集することが目的で、コンセントに差し込むだけで使用することができます。SKテレコムの担当者はこの装置を8000カ所以上、設置して地震速報を早く正確に出すことに役立てたいとしています。韓国では地震の発生頻度が増えているため、官民が協力して研究や対策が進められています。

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