中国当局「決して許さない」 香港民主派の予備選で[2020/07/14 23:52]

 中国政府で香港を所管する香港マカオ事務所は、先週末に民主派が行った予備選挙を「決して許さない」と批判しました。

 香港マカオ事務所は、今回の予備選挙について「香港の法秩序への重大な挑戦で、民主的な選挙制度への妨害だ」と批判しました。さらに「香港基本法と香港国家安全法への公然たる挑発だ」としたうえで、「決して許さない」と明言しました。予備選挙を取り仕切った香港大学の戴耀廷準教授らが「香港政府を転覆させ、統治権を奪うことを狙っている」として問題視しています。9月の立法会議員選挙に向けて香港政府は民主派の候補者を国家安全法違反の罪に問うなどして立候補できないよう排除に乗り出す可能性が出ています。

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