ウイグル族人権侵害で米 中国11企業を禁輸措置追加[2020/07/21 12:41]

 アメリカのトランプ政権はイスラム教を信仰するウイグル族の人権を侵害したとして中国の遺伝子解析企業など11社について、事実上の禁輸措置とするリストに加えました。

 アメリカ商務省などによりますと、リストに加えられた2社は中国の遺伝子解析大手「BGI」の関連会社でウイグル族の弾圧に使われた遺伝子の解析に関与したということです。また、残りの9社はウイグル族の強制労働に関与したということです。リストに加えられると、アメリカの製品や技術を入手することが制限されて事実上の禁輸措置となります。ロス商務長官は声明で今回の措置について、「イスラム教の少数民族に対する中国共産党の卑劣な攻撃にアメリカの製品や技術が使われないようにするためのものだ」と説明しています。

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