中国・成都の米総領事館 来月下旬までに職員出国へ[2020/07/28 12:05]

 アメリカの国務省は閉鎖された中国・成都のアメリカ総領事館の職員について、来月下旬までに中国から出国すると明らかにしました。

 アメリカ国務省の報道官はANNの取材に対し、中国政府の要求で今月27日に閉鎖された四川省・成都にある総領事館の職員とその家族は来月27日までに中国を出国する予定だと明らかにしました。出国まで1カ月ほどの猶予を設けた形です。閉鎖されたアメリカ総領事館は人権問題が取り沙汰されているチベット自治区も担当していました。国務省は今後、中国国内の他の領事館などを通じて外交活動を続けていくとしています。

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