ISS(国際宇宙ステーション)に民間で初めて有人宇宙飛行でドッキングしたスペースX社の「クルードラゴン」が地球に帰還しました。
アメリカの宇宙企業「スペースX」が開発したクルードラゴンは、日本時間の2日午前8時半すぎ、2人の宇宙飛行士を乗せてISSから分離し、地球に向けて出発しました。大気圏に入った後、パラシュートを開いて徐々に地表に近付き、3日午前4時前にアメリカ南部フロリダ州北西部のメキシコ湾に着水しました。機体を引き揚げて安全性などが検証されます。次回の打ち上げは早ければ来月下旬で、日本人宇宙飛行士・野口聡一さんらが搭乗し、来年には星出彰彦さんがISSに向かう予定です。
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