フィリピンで10万人超感染 医療逼迫し規制再強化へ[2020/08/03 10:40]

 フィリピンで新型コロナウイルスの感染者が10万人を超え、首都マニラなどでは4日から再び移動制限などの規制が強化されることになりました。

 フィリピンでは2日に新たに5032人の感染者が確認され、国内の累計感染者は10万人を超えました。これを受け、ドゥテルテ大統領は4日から18日までマニラ首都圏やその周辺の州で鉄道やバスなどの公共交通機関を休止するなど、規制を再び強めることを明らかにしました。フィリピンでは3月に都市封鎖が実施されて以降、一部の地域で規制の緩和が順次、進められていましたが、医療体制が逼迫(ひっぱく)していることを受けて医療団体は再度、規制の強化を求めていました。

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