マイクロソフト TikTok買収意向を公式表明[2020/08/03 23:11]

 アメリカの大手IT企業「マイクロソフト」は中国の動画投稿アプリ「TikTok」のアメリカでの事業を買収する交渉が進んでいることを明らかにしました。

 マイクロソフトは2日、ナデラCEO(最高経営責任者)とトランプ大統領の協議を受けて、公式サイトで中国の動画投稿アプリ「TikTok」のアメリカにおける事業の買収交渉を進めていると発表しました。マイクロソフトは、遅くとも来月15日までに交渉を完了させたいとしています。他にもカナダ、オーストラリア、ニュージーランドでの事業も買収する意向があるということです。また、利用者の個人情報はアメリカ国内にとどまり、海外に情報が漏洩(ろうえい)する恐れはなくなると説明しています。一方、アメリカのポンペオ国務長官はFOXニュースで「中国のソフトウェア企業は顔認証データ、住所、電話番号などの個人情報を中国共産党に提供している」と述べたうえで、トランプ大統領が数日中にTikTokに対して措置を取ることを示唆しました。

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